日本でK-popブームをけん引したガールズグループ「KARA」の元メンバーで、2019年にこの世を去ったク・ハラさん。
実の母親との遺産相続裁判などで、世間の注目を集めていましたね。
そこで今回の記事は、
こちらの内容でまとめていきます。
【KARA】ク・ハラの母親は現在何してる?

ク・ハラさん実母は現在、ク・ハラさんの遺産を相続しています。
両親はク・ハラさんが7歳のころに離婚し、母親とはずっと音信不通でした。
しかし、ク・ハラさんの死後、突然葬儀に現れ、弁護士を通じて相続権を主張してきたのです。
母親は自分が葬儀の喪主を務めると言い出し、ク・ハラさんの兄ク・ホインさんとひと悶着起こしたとか。
母親は、ク・ハラさんが所有していた不動産の半分を相続すると主張し、ク・ホインさんはこれに猛反発。

裁判に発展しました。
父親から愛人と一緒に暮らすよう誘われたこともありましたが、兄妹は断ったといいます。
ク・ハラさんは、全州芸術高校に進学し、父親は何とか教育費を仕送りするも、学費が高すぎて結局転校することになりました。

当時ク・ハラさんはうつ病を患っており、治療の一環で母親に会うことを勧められたからでした。
しかしこの再会も、母親は大勢の親戚や知り合いを呼び、有名人の娘を自慢するかのように振舞ったとか。
ク・ハラさんはショックを受け、母子の関係は変わることはありませんでした。

ク・ハラさんの生前の日記には、
「私を産んだソン◯◯」
「あんたのせいで私はこんな状態だ」
「私が小さい頃から私と一緒にいながら浮気して」
「こんなことなら、捨てるなら、なぜ産んだの」
というように、母親への恨み節が記載されていたそうです。
ク・ハラさんの日記からは、愛情に飢えていたのが分かる文面がいくつもありました。

「私という存在が面倒臭いのか。私は誰? 私は何をしなくてはいけない? 私は誰なんだろう。私は愛されてもいいのだろうか。愛さなくてはいけないのだろうか」。
引用:kstyle
父親について兄は、「親として責任を取ろうとした人」と話すも、兄妹とは一定の距離があったそうです。
2011年には祖母も他界し、兄妹はお互いを唯一の家族と思っていました。
ク・ハラの母親の遺産相続40%はどうなったか調査!

ク・ハラさんの遺産をめぐる裁判は、判決で「実父と実兄に実母よりも多く配分すべき」となりました。
兄が母親を相手に相続財産分割審判請求訴訟で、「ハラさんの遺族の寄与分を20%に定める」と判決が出ています。
実父と実兄に遺産の20%が渡り、残り80%を実母と分割するとのこと。
つまり、父と兄で60%、母親が40%を受け取ることになりました。
「両親が離婚しても子どもの養育はに共同の責任があるが、実母は12年間、扶養義務を履行しなかった。実父の妨害がなかったにもかかわらず、実母は全くハラさんに会おうとしなかった。これまで実父が実質的にハラさんを扶養してきた」
引用:kstyle

父は自身の遺産相続分を兄に譲渡していますが、突然母親が現れて相続を求めたので、遺産争いに発展したわけですね。
父と兄は、母親に遺産相続の資格がないと主張してきたものの、結果的に40%が渡ることとなります。
「育てもしなかった人に、なぜ遺産を?」
引用:kstyle
「離婚は仕方ないが、その後、一度も子どもに会わなかったなんて。なのに死んだからってずうずうしくも現れて遺産要求とは、サタンもびっくりだ」「(母親は)恥ずかしげもなく、よく出てこられるよね」
「母親には10%の資格もないと思う」
「遺産の40%を与えて、娘を捨てた罪で400%の罰金を徴収すればいい」
「この国はおかしい。お兄さん、悔しいだろうね。これから養育費訴訟を起こすといい」
「親とは名ばかりの、とんでもない常識以下の親は、世の中にたくさんいる」
ク・ハラさんは子供や配偶者がいないので、遺産は実の両親に50%ずつの相続権があります。

現状の法律では、親権の放棄も欠格事由とならないそうです。
さらに、相続の欠格事由で「扶養義務を著しく怠った者」などを加えるよう求め、民法改正案「ク・ハラ法」の制定を求めています。
「妹の死が無駄にならないよう、私たち家族のようにこうしたことに苦しむ家族がこれ以上増えないことを願う」
また、兄は母親に、養育費を請求する訴訟を起こす意向も明らかにしています。
ク・ハラの母親は遺産相続50%を要求していた!

ク・ハラさんの遺産をめぐる裁判で、当初母親は遺産相続50%を主張しました。
母親はインタビューに応じ、葬儀中に弁護士を手配していた点について、
「斎場の外で泣いていたら姉から電話があり、弁護士を探すよう勧められただけ」「娘が死んだのに、相続とかお金のためではない」
引用:kstyle
と弁明しています。

養育を放棄した点は、
「子供を育てたくない親はいない。育てたかったが、そういう状況ではなかった。家出した理由は自分の浮気ではなく、夫の暴力のためだった。」
引用:kstyle
と主張。
ずっと連絡しなかったのは、公共料金や電話代など払えず、父親が怖くて連絡ができなかったと話しています。

両者の意見が食い違う結果となりました。
2017年にク・ハラさんと再会したのも、お金のためではなく、ク・ハラさんから会いに来たと語っています。
母は生前、娘と誰よりも切ない仲で、遺族も知らない「慕情」を交わしたと主張。

結果的に母親が相続した40%を本当に寄付したのかどうかは、分かっていません。
韓国の民法では、子供が死亡した場合、遺産は実の両親が相続する決まりになっています。
遺産の50%を受け取る権利のあった父親は、「親らしいことをしてやれなかった」と、相続権を兄に譲渡。
残り50%分の相続権を、母親が持つことになっていました。

これを受け入れがたかった兄が、裁判を起こしたということですね。
遺産の額は不明ですが、ク・ハラさんは不動産で数十億ウォン(数億円)の収入を得たと報じられています。
「私は妹の死が無駄にならないよう、私たち家族のようにこうしたことに苦しむ家族がこれ以上増えないことを願う気持ちで、『ク・ハラ法』制定のための立法請願を提出しました」
引用:kstyle
今回の裁判では適用されませんが、兄の思いはきっとク・ハラさんに届いていることでしょう。
まとめ
今回は、
ク・ハラの母親は現在何してる?
ク・ハラの母親の遺産相続40%はどうなったか調査!
ク・ハラの母親は遺産相続50%を要求していた!
こちらの内容でまとめました。
ク・ハラさんの母親はかなりの毒親と報じられており、親権を放棄したのにもかかわらず、遺産50%の相続を主張していました。
結果的に遺産の40%相続が認められ、それを寄付したかどうかは分かっていません。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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